山口県埋蔵文化財センターでは、所蔵資料の中で珍しく注目されるものを選び、毎年、スポット展示を行っています。
今回は、平成12年度に発掘された川棚条里跡（下関市豊浦）)出土の手焙（あぶり）形土器を紹介します。
今から約1750年前につくられ、覆いのある鉢の前面に窓を開けたような形をしており、中に火を灯し、水辺でおまつりを行った際に使用したものと考えられます。
9月30日(月) まで展示しておりますので、ぜひ一度ご覧ください。
第４３回展示「掘っちょる山口2013-地下から甦る歴史と文化-」と題して
平成２５年度発掘調査成果展を行います。この企画展は、当センターが平成
２５年度に県内で実施した遺跡調査などの成果を、出土遺物を中心に紹介す
るものです。
なお詳しくは「企画展のお知らせ」をご参照ください。
当センターでは、前々年度に実施した発掘調査の主な出土品を、
県内各市町や大学などの施設に貸し出し、巡回展示を行っています。
平成2６年度の会場と期間は、別表のとおりです。開催期間中、当セ
ンター職員による講演及び展示解説を行います。
なお、開催期間が変更となる場合がありますので、詳しくは各開催機
関または当センターにお問い合わせください。
※会場及び開催期間はこちらをご覧ください → 巡回展予定表.pdf
