[2017年8月] アーカイブ

2017年8月29日

「まいぶんスクール」-授業に活かせる埋蔵文化財講座-を開催しました。

 夏休み期間中の8月9日(水)に、山口県内の小学校・中学校及び県立学校等の教員14名を迎えて、「まいぶんスクール」-授業に活かせる埋蔵文化財講座-を開催しました。
 出土品等の資料を理解してその取扱に慣れ、授業の教材として活用できるようお手伝いし、学校における歴史教育の充実及び郷土を愛する心を育んでいただくことがねらいです。
 午前中は、埋蔵文化財の基礎知識やセンター収蔵の出土品の貸出・利用方法などについて、土器や石器に直接触れてもらいながら講義を行いました。また、午後には、出土品等を用いた指導方法や指導上の留意点、出土品等を用いた授業例について研修しました。その後、グループに分かれて、出土品等を用いた授業を学校現場で行う上での展望や課題について協議を行いました。
 「土器の破片を実際に触ってみることで、教科書や写真で学べないことができると実感した。」、「埋蔵文化財にこれまであまり接することがなかったため、現物(出土品)を見たり、触ることができて感動した。現物を見せた時の生徒の様子を見てみたいと思った。」などの感想があり、好評をいただきました。

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