[2019年11月] アーカイブ

2019年11月15日

岩国市のショッピングセンターで出土品の展示会を開催しました

 文化財に親しんでいただくことを目的として、文部科学省(文化庁)が推進する文化財保護強調週間期間(11月1日~7日)中の11月3日(日)、「フジグラン岩国」(岩国市麻里布町2丁目9-8)を会場に、「地域イキイキ☆ふれ愛まいぶん」(見学無料)を開催しました。
 今年度で4年次目を数え、埋蔵文化財の公開施設に出かけて出土品を観覧するのとは趣を異にし、買い物の機会に軽い気持ちで出土品を見学し、また担当職員から直接解説を聞くことができる展示会です。
 山口県埋蔵文化財センターが収蔵・保管する縄文時代~近世の県内出土品に加え、開催地岩国市の3遺跡を含む計26遺跡から発見された、縄文時代~江戸時代の出土品約90点を関連解説パネルとともに通時代的に展示し、あわせて職員による出土品の解説を行いました。また、希望される子どもたちには用意した古代人風の衣装を着てもらい、同伴の方が記念撮影をされる光景が見られました。
 約130人の見学があり、私たちのふるさとで発掘された土器や石器などを身近に見学し、手に触れていただくことにより、ふるさとの埋蔵文化財に親しみ、興味・関心を高めていただく機会となったようです。
 このたびの開催にあたり、ご支援、ご協力いただきました関係各位に対し、あらめて心から厚くお礼申しあげます。


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展示会のようす

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古代衣装着衣体験のようす