[2008年7月] アーカイブ

2008年7月 1日

「常徳寺庭園」遺跡展が始まりました。

常徳寺展示写真.jpg この展示は、JRグループが行うデスティネーション・キャンペーンの連携企画として、やまぐち遺跡探訪~伝雪舟作~「常徳寺庭園」遺跡展と題して開催するものです。
 室町時代に「西の京」と称されるほどの華やかな繁栄をみせた大内文化。この時代に活躍した画聖雪舟(1420~1506)は、画技のほか作庭にも関わったとして、いわゆる「伝雪舟作」といわれる古庭園が、全国に多く知られています。なかでも常徳寺庭園(山口県阿東町)、常栄寺庭園/善生寺庭園(山口県山口市)、万福寺庭園/医光寺庭園(島根県益田市)などは、その代表です。
 このたびは、常徳寺庭園遺跡( 国指定名勝)にスポットをあて、発掘調査で出土した遺物(青花碗)とともに、写真パネルを展示し、大内氏時代の庭園文化の様相について紹介いたします。

◇会期:平成20年7月1日(火)~9月30日(火)
◇開館時間:午前8時30分~午後5時
◇休館日:土曜日、日曜日、祝日
◇入館料:無料