
概要・特徴
遺跡名 | 大浦古墳群 |
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所在地 | 山口市大字江崎 |
主な時代 | 古墳時代 |
大浦古墳群(おおうらこふんぐん)は椹野川河口西岸の丘陵上に位置します。南北約50mの間に4地区合わせて20基余りの円墳が検出されました。
検出された古墳の多くは横穴式石室です。最も古い6世紀前半代に築造された古墳は、北部九州、特に宗像地方によくみられる「竪穴系横口式石室」や「その系譜を引く石室」を有するもので、他の多くの古墳についてもその影響がみられます。また、出土した須恵器や土師器にも宗像系の特徴を有するものが認められます。このことから、この時期の山口湾岸周辺地域が北部九州地域と強いつながりをもっていたことがうかがわれます。
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