まいぶん山口

公益財団法人山口県ひとづくり財団 
山口県埋蔵文化財センター

活動報告

2025/06/11

巡回展「発掘された山口」(山陽小野田会場)講演会とギャラリートークを行いました。

 令和7年度の巡回展「発掘された山口」(山陽小野田会場)は、山陽小野田市歴史民俗資料館(山陽小野田市栄町9-21)で開催中です。これを記念して、6月6日(金)には、山陽小野田市民館で講演会と、山陽小野田市歴史民俗資料館でギャラリートークを行いました。

 講演会では、「古墳時代の須恵器づくりと松山窯」の演題で、須恵器生産に至る土器づくりの流れと、須恵器生産の意義について、松山窯や山陽小野田市内の古墳等を紹介しながらお話ししました。約20人の方々が参加され、熱心に聴講していただき、「松山窯の須恵器と硫酸瓶の粘土は異なるのか」等の質問をいただきました。

 また、ギャラリートークでは、現在巡回中の田布施町吉井遺跡D地点と同町下平野遺跡出土遺物、特集展示「発掘された萩焼」の展示資料について解説を行いました。

 巡回展「発掘された山口」(山陽小野田会場)は7月13日(日)まで開催中です。県内の埋蔵文化財を身近で見ることができる機会です。皆さまのご来場をお待ちしております。

講演会風景

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