現在、光市文化センター（光市光井９丁目１８－２）で令和７年度巡回展「発掘された山口」が開催中です。これに合わせ、４月２６日（土）に同会場で講演会とギャラリートークを行いました。 　

　講演会では「６世紀の社会情勢と山口県の古墳」の演題で、下松市天王森古墳などを例に、大和王権の国内・対外政策が山口県の古墳にも反映していることを説明しました。参加者は５４人でした。参加者の皆さんは熱心に聴講され、「天王森古墳埴輪は誰に見せるものなのか」などの質問がありました。また、ギャラリートークでは、田布施町の２遺跡と窯跡出土の萩焼等の出土品について、観察のポイントを解説しました。 　

　巡回展「発掘された山口」（光会場）は、５月２５日（日）までの開催です。皆さまのご来場をお待ちしております。